キリスト教の伝来と繁栄の時代 おらしょこころ旅 分析レポート
このサイトについて
このサイトは、「おらしょ、こころ旅」というキリスト教に関係する日本遺産を紹介するサイトであり、今回紹介するページは、キリスト教の伝来と繁栄の時代について解説している。
このサイトの工夫されている点

メニューバーの下には、おらしょ物語の章が表示されており、「キリスト教の伝来と繁栄の時代」→「禁教と密かな継承の時代」→「開国と使徒発見、解禁と復帰の時代」のように横並びで、しかもバックグラウンドにイラストが表示されている。この点に関して私は、通常目次等は縦に箇条書きされていることがほとんどなので、風変わりなアイデアであると感じた。
その下には、「おらしょ物語 キリスト教の伝来と繁栄の時代」の大見出しが表示されている。
この「おらしょ物語」のバックグラウンドは、まるで滲んだ水彩のようで、近世文学書のような雰囲気を感じさせる。
その下のイラストも同様に、近世文学書の挿絵のようだ。
続いてその下には、「年表」と「もっと詳しく知りたい」が表示されている。

このサイトの改善点
この「もっと詳しく知りたい」のコンテンツは、挿絵の左右に取り付けられた矢印ボタンをクリックすることで、ページを捲ることができるのだが、このデザインの惜しいところは、矢印ボタンが目立たなすぎるところだ。矢印ボタンは小さく、また半透明のグレーであるため、挿絵と同化してしまい、読者が気づかないかもしれないので、もったいない。

このサイトを読んで感じたこと
このサイトを運営する組織名は「おらしょ、こころ旅」なので、観光を補助するための日本史解説をキリスト教の話も交えて行なっているページなのか?と思ったのだが、このページの本文をよく読んでみると、どちらかというとキリスト教イエズス会視点で書かれたキリスト教布教の歴史解説が軸になっている。
イエズス会の立場視点での解説なので、幕府がキリスト教を迫害してくる状況の中で、キリスト教徒らが立ち向かっているという印象を与える文章表現をしている。
要は、幕府とキリスト教は対立関係にあったのだが、このサイトは中立的な解説ではなく、キリスト教徒側の歴史解説をしている。
このサイトの筆者の語っている内容は、他の歴史解説サイトの中では着眼点が非常に独特であり、デザインなども含め、まるでカトリック協会で配布するパンフレットのようだ。