婚前交渉をどう見るべきだろうか エホバの証人 分析レポート
このサイトのデザインの良いところ
このサイトを開くと、初めからダークモードになっている。
黒いボディに白文字と青いカラーが、神秘的で厳かな第一印象を読者に与えている。
教会のサイトの多くは(世の中のサイトの多くは)白いボディなので、
最初の1秒で瞬時に「他とは明らかに雰囲気が違うな」という印象を読者に与えることができている。
宗教系なのでこの工夫は大正解だったと思う。
私個人的には、黒地の白字は、オニキスのような印象も感じた。オニキスはお守りのような意味や、邪念を払う、のような意味があるので、この配色は精神的なパワーも感じさせる。

このサイトを読んで感じたこと
婚前交渉とは、妻以外の女と寝てはいけないという意味である。夫以外の男と寝てはいけないということでもある。
要は結婚した者同士でしか性交渉はしてはならない。未婚の者同士が恋愛の通過点で性交渉をすることは罪である、という教義だ。
この教義自体は、普遍的キリスト教でも説教されることだ。なのでこの教え自体は異端ではない。
そして普遍的教会は、エホバの証人ほどの強制力はないが、
結婚相手について、教会の信者同士で結婚することを勧める教会が多い傾向にはある。
このサイトで「婚前交渉を行なう人々が結婚後姦淫を犯す可能性は,婚前交渉をしない人の2倍であることがその調査で分かりました。」と述べられている。
これについては、普遍的キリスト教でもよく言われることである。
ハーベストタイム聖書入門サイト(婚前交渉はなぜいけないのですか。2017/09/05)でも「その人は、性道徳が次第に崩壊し、やがて姦淫を犯す可能性が大です。」と述べている。(こちらのサイトは普遍的教会である)
私的には、
一度、結婚前の性交渉を許してしまうと、貞操観念の消滅により、性に対する道徳心が薄れやすくなり、
それが次の罪(浮気や、恋愛関係にない者との性交渉、不倫)に進む心理的ハードルが下がる、ということだと思った。
日本人にはさまざまな性に対するスタンスがあるので、私なりに、貞操観念が高い順に整理すると、こうなると思う。
1純潔厳守、結婚するまで絶対に性的関係を持たない人
↓
2婚約相手や、長期的パートナーとしてお互いが強い信頼感を持っていれば、結婚前でも性的関係を持つ人
↓
3付き合わないとやらないが、付き合って数ヶ月経てばやる人
↓
4付き合わなくてもやる人
↓
5寝取っても罪悪感を感じない人、浮気、不倫
私個人的には、この5種類のランクに分けられるかな、と思う。
それで、1のランクから一度下落してしまうと、罪悪感が薄れやすくなり、どんどん下のランクに堕ちていきやすくなる。という構造だと私は感じた。
だから、キリスト教は、貞操観念に厳しい教えをしているのだと思う。
これは私の推測ではあるが、
日本人は無宗教、無神論者が多く、日本人のほとんどは多分3か4だと思うので、5のランクに一番近いと思われる。
既婚男性の6人に1人は浮気をしてしまっているというデータが、アディーレ法律事務所「既婚者の浮気率・不倫の割合ってどれくらい?」のサイト記事で見つかった。
なので日本人は性に奔放な傾向にあるだろう。

参考にしたサイト、出典(
https://seishonyumon.com/movie/4987/
https://www.adire-rikon.jp/isharyou/special/07/
)