KHB TV ポスト石破出馬ラッシュ 分析レポート
このサイトのデザインの良いところ
ロゴマークやメニューバーは、
ピンク、水色、紫の色が使われており、ニュースサイトにしては異質だと感じた。
多くのニュースサイトは、こんなカラフルな色は使わない。白の背景色に黒字であることがほとんどであり、色があったとしても、赤や紺色を1、2色使うだけであることがほとんどだからだ。
そして、bodyにドット柄を使用しているのは、ニュースサイトでは初めて見た。
このサイトのデザインの意図としては、
硬すぎない印象を読者に与えたいのだと思った。親しみやすさを狙ったのかと感じた。
しかし、派手な色彩なので、信頼感が薄れる気もする。
アクセスランキングを見ても、決して若者向けニュースサイトとは思えないのだが。
他のニュースサイトと差別化するために、このような色彩にしたのかもしれないが、
私個人的には、記事のテーマの性質とデザインが乖離しているようにも感じた。

このサイトを読んで感じたこと
小泉氏が
「大きなことを言うよりも、まず党内がしっかりとまとまること、皆が1つになれる、そういった環境を作れるかどうかが、今回は非常に重要なことだと思っていますね」と発言しているが、
私としては、国民に向けての発言としては、説明不足だと感じた。
「まず党内がしっかりとまとまること、皆が一つになれる」というのは、おそらく、
現在の自民党が、石破首相辞任により信用が落ちているので、まずは内部の結束を第一優先にすべきだということが言いたいのだと思う。
「大きなことを言うよりも」は、おそらく、
この1文前の文に書いてある、「選択的夫婦別姓」など、党内で意見が割れる政策へのスタンス」を話すよりも、まずは自民党信用回復と混乱の沈静化が重要だということを言っているのだと思った。
正直このサイトの今回のニュースには深い意味は無いと私は思った。
各候補者の発言をそのまま引用して書いているだけで、ただの羅列になっており、それが今後の日本にどんな影響を与えるのかが読者が推測できない文章となってしまっているからだ。
今回のニュースの目的は、ジャーナリズムではなく、単なる記録である。
特にこのニュースでは、
誰が出馬したというのは書かれているが、立候補者の中で、具体的な政策について述べている場面は、
小林氏の「所得税の減税」と、
茂木氏の「生活支援特別地方交付金」だ。
それ以外の候補者の発言は、スローガン的な発言、国民から人気を獲得するための聞こえのいい発言である。
このニュースの内容の、候補者らの意向表明については、昨日16日の話なので、
とりあえず発言だけを速やかにニュース記事にしたのだと思われる。
