トランプ氏防衛しない国防費不十分なら Reuters 分析レポート
このサイトのデザインの良いところ
このページの画像は、NATOの旗の画像に、ロシアの国旗が右側にコラージュされており、また右側にはトランプの横顔がコラージュされている。
左半分はNATOの旗、右側はロシアの国旗を描くことで、対立構造を示唆していると思われる。また、トランプの横顔は影になっており、強気な発言を表面的にはしているが、本心は不安や、軍事に関する経済的な葛藤などが示唆されていると私は感じた。
読み手に考えさせるデザインだと感じた。このデザインは、まさに政治の複雑さを一枚の画像の中にデザインしている。

このサイトを読んで感じたこと
このサイトの文中にトランプ氏が「常識だろう。彼らが支払わないなら、私は彼らを守るつもりはない」と語ったと述べられているが、
この発言を読んで私は、
間違いなくトランプ氏は同盟国は条件付きでしか守ってやらんと明文化している。
日本は核の傘に頼っているが、無償安全保障が幻想であることを突きつけている。
でも逆に言えば「金次第では守ってやる!」という意味でもあるだろう。
現に、今の日本は、
2025年の防衛費は8.7兆円で、2021年は5.3兆円だった。ここ4年間で3.4兆円上がっていることが、東京新聞サイト(膨張続く防衛費2025/01/24)に書かれている。
またこの記事には、トランプ氏が増額要求に言及したと述べられている。
このことから、日本はトランプ氏の要求を飲み、防衛費増加させている。
そして、政府は法人税、たばこ税を26年度から増税する方針である。
所得税ものちに増える可能性は高いだろう。
そのことで、我々の家計の負担が大きくなることもあり得るだろう。
また、トレードオフにより、生活支援、特に教育や子育て支援、学費に回す予算が減るだろうし、物価がより高くなる可能性もある。そこのバランスはどうなるのだろうか?
国民の生活はより貧しいものとなる未来が予想できてしまう。
「自国を守るために必要なことだ」という考えの人と、「生活が苦しくなる」と考える人の、対立の溝が深まる心配があるだろう。
また、憲法法律の専門家である東京法律事務所サイトでは、
防衛費を上げすぎるのは、保守防衛原則や憲法違反なのでは?という意見もある。憲法第9条が形骸化してしまうことを懸念している。
防衛費増額は、多方面から考察する必要があり、非常に複雑な問題だと私は感じている。

参考にしたサイト、出典(
https://www.tokyo-np.co.jp/article/381463
https://www.tokyolaw.gr.jp/letter/230320/
)