上智学院 エホバの証人はどんな教派? 分析レポート
このサイトのデザインの良いところ
このサイトの色彩は金と茶色で構成されており、カトリックらしいと感じた。なぜこの色使いがカトリックらしいのかというと、
ヘッダーの画像が、カトリック教会の写真なのだけれど、木製の祭壇や椅子があったり、金色の彫刻があるので、その色に合わせているというのもあるし、
プロテスタントと大きく違う点は、
プロテスタント教会だと、彫刻や、古典的なデザインの祭壇や椅子は使わないことがほとんどであり、プロテスタントの内装は、シンプルで、十字架のクロスの形だけ置いてあるだけ、椅子も、現代で使っているようなものを取り入れてるので、
教派によってサイトの色使いを変えるのは、重要だと、改めて実感した。

このサイトを読んで感じたこと
この上智学院カトリックイエズス会センターは、エホバの証人に対し、「狂気的、独善的」と表現している。
この筆者は「字句よりも、むしろその真意を読みとることが大切です。字句通りを絶対視することは、かえって聖書の精神を損ねてしまいます。」と述べているが、
この筆者の考えは、聖書のメッセージの解釈を重視していると私は思った。正統派キリスト教によって多少の教義の違いはあるものの、基本的には聖書中心主義である。
それに対し、エホバの証人は、聖書を字面通りに解釈することが多い。
そして、私の推測だが、
正統派キリスト教は、聖書中心主義によって、精神的教訓、要は、生き方の姿勢、のようなものを学んでいるのだが、
それに対し、エホバの証人は、
聖書絶対主義によって、行動規範、要は、ルール通りに行動するように指導する
そのような違いがあると思った。
エホバの証人は、聖書絶対主義なので、国家と対立しやすいことに加え、殉教者的な教会、集団とも言えるだろう。
エホバの証人の歴史を遡ってみると、
ナチス時代に、エホバの証人は強制収容所に送られ、信仰を捨てることを誓う宣言書にサインすれば、収容所から出られたのに、サインせずに死亡。
また、戦いに参加しないという決まりなので、
徴兵制のある国では、戦争加担を拒否するため、迫害、死刑になった。
このことから、
エホバの証人は、神に敬意を払うためなら、国家にだって逆らうし、命すら差し出しても構わない。という殉教者精神の伝統の宗教であるので、現代社会でも摩擦を生んでいる。
世間がどんなに、子供に輸血させないのは虐待だ!などと、問題提唱したところで、
輸血禁止のスタンスは、絶対に変えないだろう。
(参考にしたサイトhttps://ja.wikipedia.org/wiki/エホバの証人とホロコースト
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2023/03/10/091546)
