優生主義の根っこには「ムダを省く」という功利主義がある 文化人類学者が危惧する、効率重視の社会で失われているもの 分析レポート
このサイトについて
このサイトは「ログミーBusiness」という、ビジネスの生の声を届ける目的のサイトである。
今回のページは、「ムダを省いていくと、優生思想が見えてくる?」という問いであり、このページの目的はおそらく、本当の幸福が何なのかを考えてみようということか?
このサイトのデザインの良いところ
テキストが打たれた画像が、独特だと感じた。それだけで、哲学っぽいし、名言のような雰囲気がする笑

このサイトを読んで感じたこと
ハチドリのひとしずくの、「森が燃えてる時に、みんなが逃げちゃうのに、このクリキンディっていう鳥だけが1滴ずつ、クチバシで水滴を運んでは火の上に落としていく」の話を読んで、
なんだか、現代の若者が選挙離れしている話と似ているなと私は感じた。「自分が一票入れても何も変わらなくない?」と同じような状況。私は、ハチドリを見習って、もっと積極的に自らアクションを起こしていきたいと思った。
「人間はいつの間にか「要・不要の区別ができる」と思い込んでいる」という話について、
人って、自分のモノサシ、価値観が絶対に正しいと思っているところはあるかもしれない。
「学校というのは何のためにあるかっていうと、つまり必要なことをやって不要なことはどんどん切り捨てていく能力を身につけるためにある」という話については、私は、学校は、ある意味無駄なことを学ところだと思った。大学は、モラトリアムのために行く人も多いと感じた。それは、人によっては、資格取得のためや、専門分野を学べる学科のある大学に行く場合もあるし、専門学校なんかは、スキルを学ところなんだけれど。
「芸術なんて役に立たない」という言葉は、日本人の多くが思っていることだと思う。クリエイティブな趣味や活動は、結構見下されていると私は思う。
日本人は、無理して働くことが偉いと考えている人が多いと思うが、その考えが、心を貧しくしてる可能性もある。
「「ムダを省こう」という現代社会は、かえってムダを増殖させている」について、
私はどこかで、戦時中を生きた人が「今は物が捨てるほど溢れかえっていて悲しい。戦後はそんなことはなかった」という内容の話をしていたのを思い出した。
今の日本はすごく便利な世の中で、食料や飢餓の問題は全く無いんだけれど、「もっと豊かになりたい、もっとお金を手に入れて、贅沢をしたい」「競争に勝ちたい(優越感)」と思う気持ちが強くなってしまっているのかもしれない。
