No.040 全国児相被害親子連合会 Syncable website

全国児相被害親子連合会 Syncable分析レポート

 

このサイトについて

このサイトはSyncable(シンカブル)という、

社会をよくしたいと思う個人と非営利団体を繋ぎ、NPOの活動への寄付を募るためのプラットフォームである。

今回のページは「全国児相被害親子連合会」のビジョンを紹介している。

 

 

このサイトのデザインの良いところ

このサイトの色彩は白と緑になっており、緑という色は、調和や安全、平和、成長の色だなと感じたので、社会というテーマとマッチしていると感じた。

Adobeのサイトの「緑色のアイデア」

https://www.adobe.com/jp/express/colors/green

でもそのようなことが書かれている。

ビジョンの大見出し「私たちの取り組む課題」の文字のすぐ下に、実際の子供の手紙と、子供が泣いているイメージ画像を並べている。

実際の子供の手紙がある点は、物的証拠になるため、読者に対し説得力を増し、さらにその隣に子供の泣いている写真を表示させる点が、深刻さを訴えるデザインとして相応しい。

また、ニュースのURLを7つほど掲載しており、世間がこの児相問題に注目しているという証拠を提示している点が説得材料となっていると感じた。

 

全国児相被害親子連合会 Syncable イケてるキノコ|Webサイト100選
全国児相被害親子連合会 Syncable イケてるキノコ|Webサイト100選

 

 

このサイトを読んで感じたこと

世間一般論では、児童相談所は「虐待親から子供を救う、正義の味方」のような性善説があるのだが、この団体はそれに対し疑問を持ち、社会の見えない問題解決に取り組んでいる点は、非常に素晴らしく興味深いと感じた。

社会の見えない問題。子供というのは、声を上げて異議申し立てができない。周りの大人に従わざるを得ない。なぜ保護されたのかわからない子供がこの世にはいるのに、その存在は見えない。

確かに、虐待を受けている子供や、命の危機がある子供、精神的に追い詰められた子供、または、急な事情で子育てができなくなった親、親の死亡で引き取り人がいない子供、非行や虞犯少年などを、保護するシステムは必要である。しかし、今の日本の児相のシステムは、本当に保護が必要な子供のみを保護しているのだろうか。

特にこのサイトを読んで問題だと強く感じた点は、「予算報告がノルマ型なため」である。子供を保護すればするほど、自治体からの予算が増えるというシステムになってしまっているので、何らかの改善が必要かもしれない。

全国児相被害親子連合会 Syncable イケてるキノコ|Webサイト100選
全国児相被害親子連合会 Syncable イケてるキノコ|Webサイト100選

 

イケてるキノコ|Webサイト100選

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