No.027 日本は本当に「鎖国」していたのか? 家庭教師ファースト

日本は本当に「鎖国」していたのか?家庭教師ファースト 分析レポート

 

 

このサイトについて

このサイトは家庭教師業が運営しているサイトであり、主に勉強のサポート記事や、子育て教育、受験に関する記事を提供している。親と子の集客目的と、家庭教師を集める目的がある。

 

日本は本当に「鎖国」していたのか? 家庭教師ファースト イケてるキノコ|Webサイト100選
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このサイトを読んで感じたこと

平易な言葉を使って説明していた点は良かったと思う。この内容は高校受験レベルの内容だと思われるので、歴史的用語の使用をなるべく控えて文章を書かれていたのは、素晴らしい配慮だ。

 

日本は本当に「鎖国」していたのか? 家庭教師ファースト イケてるキノコ|Webサイト100選
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しかし、結論までの説明が長過ぎるというか、まず最初に鎖国は完全だったのか否かを提示し、その理由について詳細に説明してもらう流れの方が良かったかなと思う。文章が長くなる場合には、結論→理由→再び結論、の形式の方が、読みやすいと思う。

そして、最終結論も「『鎖国(=完全に国を鎖した状態)』をしていたのか、という点については非常に疑問が残ります。」と、断定口調では無いのも、なぜなんだろうか。

そもそも「鎖国」という言葉は、幕府や日本人が使い始めた言葉では無いと私は思っている。当時の日本の様子を見たドイツ人の医者ケンペルが書いた本の中に、「日本は閉鎖的、鎖国的な国だ」というニュアンスの文が書かれていたことや、外国人が、日本の時代遅れの政治を批判するために、鎖国的だという言い方をしていただけで、「鎖国的=鎖国=完全に国を閉ざした状態」と誤解しているのは、現代の日本人だけだと私は推測している。なので、その説明がこのページに含まれていたら良かったと思う。

あと、このサイトの言いたいことは結局「キリスト教の布教を恐れただけで、商業目的での外交は、布教しないことがわかっているプロテスタント国に限定して行っていた。」だと思うので、それを提示して欲しかった。

サイトの文章が長すぎて、私の集中力が続かなかったという私の問題もあるのだが、このサイトは歴史上の出来事を長く綴りすぎて、着地点を見失っているように感じた。

この筆者は実際にこの家庭教師サイトに教師登録されている、しかも京大生の方なので、日本史への興味関心、愛が日本トップレベルで高いのは伺える。そしてこの文章から、大好きな日本史を子供達にわかりやすく教えたいという熱意は伝わってきた。

 

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