織田信長生存説 歴史ミステリー大辞典 分析レポート
このサイトについて
このサイトでは歴史を解説している。このサイトの個性は、「もしも」や仮説、「実は〇〇だった？」のような、歴史人物の謎を考察するお題や、書き方をしているところだ。
このサイトのデザインの良いところ
このサイトの最上部には、ロゴマークが中央に大きく表示されている。他のサイトだと通常、左上に小さく表示されているので、珍しいレイアウトだと思った。
作者のプロフィールは、ページの右上の方に表示されている。通常、筆者のプロフィールは文中や、本文が始まる直前のところに表示されていることが多いので、これも目新しい。プロフィールの自己紹介は、作者の性格が伝わりやすく、読者に親しみを持ってもらいたいという気持ちが表れていると感じる。
トップ画像は、織田信長のデフォルメされたイラストが表示されている。他の歴史系サイトだと、緑の和服を着た信長のイラストが使われることがほとんどなのだが、このサイトの信長は、火縄銃を手に持っており、信長の愛用武器を描いているという点に、信長への作者の愛情が表れていると思う。
見出しのバックグランドカラーは、木目デザインであり、和風を感じさせる。木目デザインのサイトは、ありそうでないデザインだ。
文中の絵画やイラストはどれも説明を補助する役割を完全に果たしている。特に「本能寺の地下には、抜け穴があった？」のイラストは、本能寺の写真の下部に、図が描かれた画像が合成されて表示されているため、とてもわかりやすい。
このサイトを読んで感じたこと
非常に読み手にワクワクさせる書き方をしている。読者の創作意欲が掻き立てる文章表現をしている。また織田信長生存説の創作物は結構多いようだ。
私がこのサイトで紹介されている生存説の中で、1番気に入ったのは、「ヨーロッパへ逃亡」だ。
イエズス会のルイスフロイスが助けてくれるような気はする。
このサイトは織田信長生存説の紹介をしているのだが、私個人的には、信長死亡説が1番好きである。
理由としては、戦国時代の自害行為は、家臣たちへの謝罪の気持ちの表れ、死をもって責任を取るという姿が、最もかっこいいと思うからだ。自害は戦国時代の武士道を感じさせる儀式でもあるため、織田信長が死亡した方がロマンチックだと思う。
まとめ
このサイトは、簡素なデザインながらも、作者の個性や歴史ファンとしての想いが反映されていると感じた。
文章やお題選びも、他のサイトではなかなか見ないような選び方をしている。