No.095 自民党総裁選安全保障政策などをめぐり NHK NEWS

自民党総裁選　安全保障政策などをめぐり　NHK NEWS 分析レポート

文中で、各候補者の発言が取り上げられるところで、

それぞれの候補者の顔が映っている画面スクリーンショットが差し込まれているので、

顔と名前が覚えやすい配慮がされている。

他のニュースサイトでは、文章が主であり、ニュース動画のスクリーンショットをわざわざ撮って、顔が映っている写真を各候補者分用意することはあまりない。

私は人の顔と名前を覚えるのが苦手なので、候補者の発言とともに発言候補者の写真を表示させているのは、ありがたい。

このサイトで、

小林氏は「アメリカに言われたから上げるのは筋違いでみずから決めるべきだ。」と発言しており、

茂木氏は「日本の防衛力はどこかから言われて決めるのではなく日本みずからが決めていく。」と発言している。

小林氏と茂木氏は、

日本の防衛費はアメリカではなく日本自身が主権的に決めるべきだ。

という思想であることが上記の発言から伺える。

確かに、理想論的には、「自主的に主権的に決める、という主権主義的思想は一見もっともだ。

しかし、トランプ氏はreutersニュース(NATO 加盟国「防衛しない」国防費不十分なら」2025/03/07)過去の発言で、「常識だろう。彼らが支払わないなら、私は彼らを守るつもりはない」と発言している。

これが何を意味しているのかというと、現実的には、トランプ氏が、「自国の防衛費を上げて自国を守る意欲を示さない国は守らない」という、日本や同盟国に対して圧力を強めており、

現実的には、トランプ氏に言われて防衛費を決めたり上げざるを得ない状況になっている。

日本が「外から言われるのではなく、自国の判断で防衛費を決めるべき」というスタンスになるなら、

その論理を突き詰めていくと、最終的には、自前で核抑止を考える必要もあるのではないだろうか？

日本が防衛費の自主決定を主張すればするほど、日米同盟、核の傘脱却議論は避けて通れない。

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