No.080 大磯教会 説教「ハルマゲドンと呼ばれるところ」

大磯教会 説教「ハルマゲドンと呼ばれるところ」 分析レポート

 

 

このサイトのデザインの良いところ

大磯教会のロゴマークは、プロテスタント教派にしては、珍しく、装飾性のあるデザインとなっている。プロテスタントはカトリックと比べて、シンプルなデザインを採択している歴史があるからだ。

ロゴデザインは、三角形のなかに、十字架、両サイドに百合の花が描かれている。

三角形は、三位一体の象徴だと私は感じた。

キリスト教のシンボルである十字架を中心に配置し、百合をその両サイドに配置している。

百合は純潔や復活を表す言葉なので、聖書の言葉を大切にする気持ちがデザインに表れていると感じた。

 

大磯教会 説教「ハルマゲドンと呼ばれるところ」 イケてるキノコ|Webサイト100選
大磯教会 説教「ハルマゲドンと呼ばれるところ」 イケてるキノコ|Webサイト100選

 

 

このサイトを読んで感じたこと

このサイトは、聖書の象徴や神学的な説明を淡々とするのではなく、

現代社会の政治や事件と絡めて説明している比重が大きいと感じた。

「ナチス支配下ヨーロッパ」や「オウム真理教の地下鉄サリン事件」などを例に挙げて解説している。

なので、クリスチャンでない読者でも、読みやすいと感じた。

聖書を学ぶ意義として、私的には、現代社会を批判的、クリティカルシンキング的に見る視点を蓄えることだと思っている。この筆者も、そのような目的を持って執筆されたと思われる。

文中で、「怒りを盛った七つの鉢」の次の章に「第五の天使」「第六の天使」と、5と6の天使だけ見出し化しているが、

筆者の意図としては、上記で私が述べた通り、現代政治、事件と関連づけて説教をすることに力点があるので、5と6だけを見出し化したと私は推測する。

第五の天使は、獣の王座に神の怒りの入った鉢を注いだとのことだが、

獣は、独裁者、独善的な支配者を象徴的に指していると私は解釈している。

鉢を獣の王座に注いだことによって、支配体制は混乱したという物語だと私は感じた。

そして筆者は、この物語は、「ナチス支配下ヨーロッパ」「日本の軍国主義」「ウクライナ侵略をしているプーチンロシア」と同じ構造だと言いたいのだと、私はそう思った。

第六の天使の章に書かれている意味は、私なりに解釈すると、

ユーフラテス川に鉢を注ぐことで、ユーフラテス川が消滅し、防壁がなくなったので、人間の王や軍隊は悪霊に惑わされ、戦わざるを得ない状況になった。その結果ハルマゲドンが始まる。ということかと思った。

ハルマゲドンの章では、

オウム真理教について述べられており、筆者は「麻原彰晃は、黙示録の「ハルマゲドン」を勝手に曲解して「知恵ある魂の指導の下に必要のない魂を抹殺すること」と解釈していた。」と述べているが、

オウム真理教は「ハルマゲドン」という言葉を借用しただけで、本来の聖書のハルマゲドンとは、全くストーリーは異なる教義を麻原彰晃は作り実行したと私はそう認識している。

筆者の意図としては、黙示録のハルマゲドンを、オウム真理教が犯した事件の影響によって、社会の人々は、ハルマゲドンのイメージを悪いものと考えているのではないか?という誤解を解きたいのだと私は思った。

以上を踏まえると、今回のサイトの説教の目的は、聖書黙示録の予言の解説としてではなく、現代社会を批判的に見るために、本来の黙示録の教義の大切さを伝える目的だったと私は考えた。

 

 

大磯教会 説教「ハルマゲドンと呼ばれるところ」 イケてるキノコ|Webサイト100選
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