No.077 ロシア航空戦力の脆弱性 ウクライナドローン ニューズウィーク

ロシア航空戦力の脆弱性 ウクライナドローン ニューズウィーク 分析レポート

 

 

このサイトのデザインの良いところ

Newsweekのロゴは、真っ赤な色をしている。

赤は、危機感や緊急性などを人々の心に感じさせる印象の色なので、ニュース週刊誌にこの赤色を使われてきた長い歴史があると思われる。

注目を集めやすい色なので、強烈なテーマを扱う時などにも使われやすいのかと思った。

あとは、Newsweekのブランドイメージとして赤をずっと使い続けてきたというのもあるだろう。

ロシア航空戦力の脆弱性 ウクライナドローン ニューズウィーク イケてるキノコ|Webサイト100選
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このサイトを読んで感じたこと

このサイトの筆者は「安価なドローンで高額なヘリコプターが破壊することで、ロシア側の軍事力に打撃」と述べており、

私はこの部分が、航空戦争の常識を揺るがした出来事、事件だと感じた。

これまでの航空戦は、

高価な戦闘機ヘリコプターと、長年鍛えられたパイロットに、

国家レベルの大規模な投資によって、航空戦は成り立ってきた。

しかし、ドローンの登場により、コストをほとんどかけることなく、ウクライナはロシアのヘリコプターを破損させたのだ。

わかりやすくコスト比較してみることにした。

ウクライナのドローンはFPVドローンというもので、価格は総額500ドル(日本円約7万6000円)である。この数値はReutersサイト(ウクライナ、ドローン戦で豹変する戦争)に書かれている。

それに対し、今回破壊されたロシアのヘリ2機被害額は「2000万〜3000万ドルと推測」と今回紹介したサイトに書いてある。日本円だと約29億円〜43億円になるだろう。

なので、平たくいうと、

二機の約30億円の兵器が、約7万円の最新兵器に壊された。ということである。

しかも、

ヘリは有人兵器のため、操縦者や同乗者は死亡もしくは重傷。

それに対しドローンは無人兵器の遠隔操作のため、命のリスクゼロ。無傷だ。

このような差が、戦争の常識を塗り替えた、歴史的瞬間だと言えるだろう。

これは、単なる新兵器の登場というニュースではないのだ。

「コスト革命」戦争そのものの仕組みが変わる。

特にロシアなどの大国では、高価で精密な兵器を大量に持つことで、軍事的に優位に立ってきた。

しかし、安価なドローンで、何十億円のヘリなどの兵器が無力化されると、巨額投資をすれば勝てるという戦略が通用しなくなり、従来の軍事バランスが崩れる。

安価ドローン登場により、ウクライナのような小国が、戦争に勝てるようになった。

そして、ここからは私の仮説的考察だが、

安価ドローンを使って、テロ組織など非国家勢力も、大国に対して安価に抵抗できる可能性があると感じた。

日本の過去には、オウム真理教が兵器開発や核武装計画を企み、日本国家に対抗しようとしていた。あの時はオウム真理教の計画は失敗に終わったが、もし、あの時、安価ドローンがあれば、もっと大問題になっていたのではないだろうか?

 

ロシア航空戦力の脆弱性 ウクライナドローン ニューズウィーク イケてるキノコ|Webサイト100選
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参考にしたサイト、出典

(

https://www.reuters.com/graphics/UKRAINE-CRISIS/DRONES/klpydorqevg/

)

 

イケてるキノコ|Webサイト100選

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