みちのく伊達政宗歴史館 分析レポート
久しぶりに素晴らしいサイトに出会えました。
このサイトについて
みちのく伊達政宗歴史館が運営する、歴史館のサービスについて知ることができるサイトである。
こちらのページでは、仙台の旅行客をターゲットに、観光コースの提案をしており、どのような道順で観光を楽しむのがおすすめなのか、伊達政宗に関する観光スポット巡りをサポートしている。

このサイトのデザインの良いところ
まず、全ての写真がこのサイトの制作関係者が撮られたと思われるので、それがどんなに大変だったか想像するだけで感動する。数えたらおよそ24枚あった。
しかも、楽しそうな表情の先生が写っているので、見ているだけでこちらもワクワクしてくる。
観光コースに関しては、
時刻の指定が細かい点が、親切で、観客にスケジュールを想像させやすいと思った。
「北山五山エリア」の章では、レイアウトが解説文が左側、写真が右側になっており、続いて「東昌寺」の章では、解説文が右側、写真が左側、
のように、章が変わると、レイアウトが逆になっていくデザインが、読者の目線を気持ちよく誘導させるような工夫がされていると感じた。


このサイトを読んで感じたこと
瑞鳳殿の写真は、桃山様式で絢爛豪華な、人々を一瞬で圧倒させるような魅力が伝わってくる。
菅澤先生のセリフの豆知識で「政宗公は家臣たちに、自分が死んだらここに埋葬せよ」と書かれているが、伊達政宗がここを霊廟に選んだ点は、大変ロマンチックで風格を感じる。
伊達政宗は江戸で亡くなったそうだ。伊達政宗は、安土桃山時代と戦国時代の移り変わりのタイミングに藩主として最も活躍しており、参勤交代がちょうど始まったばかりであったため、江戸に滞在しなければならなかった。仙台で最期を過ごせなかった点は、悔しかっただろう。
だが、伊達政宗は徳川家康をはじめとした徳川家を大変リスペクトしていたので、江戸で最期を迎えたということは、使命を全うしたとも言えるだろう。