本能寺の変なぜ裏切った?戦国武将のハナシ 分析レポート
このサイトについて
明智光秀がなぜ織田信長を裏切ったのか、諸説を解説するサイト。
このサイトの工夫されている点
ページをロード中の時、「お待ちくだされ」と兜のシンボルと共に表示された際に、ついニヤリとしてしまった。

このサイトで使われている、登場人物の吹き出しイラストや挿絵は、全てページをスクロールした際に、初めて顕になる動作が仕組まれている。

挿絵のイラストは、説明文に対し補助する役割を完全に果たしており、ついクスッとしてしまうような愛らしい画風である。

タイトル、見出しの書体と、説明文の書体が使い分けられている。
使い分けの意図としてはおそらく、
- タイトル、見出しの書体は、謀反という事件性の緊張感を持たせるデザイン
を使用し、
- 説明文は長文であるため、目を疲れさせないために、丸みのある柔らかいデザイン
を使用していると思われる。

このサイトを炎色を基調としたことが、本能寺の変のイメージと完全にマッチしている。
なぜなら、このサイト内で「燃えさかる炎のなかで織田信長は自害しました。」と述べられているからだ。
このサイトを読んで感じたこと
このページの本題は、「なぜ明智光秀は謀反したのか?」なのだが、最終結論は提示していない。
このサイトの目的は、結論や答えを導き出すものではない。様々な諸説を取り上げて紹介し、最終的な判断は、読者の想像に委ねている。
この「本能寺の変、明智光秀の謀反」という議題は、動機を断定する史料が見つかっていないため、結論を出さない締め方は正しいと思う。

私がこのサイト内で紹介されている諸説を読んで感じたことは、精神的、感情的な理由(パワハラの仕返し、ノイローゼ等)が説として上がっているのが、目新しいと感じた。
そう私が感じた理由は、織田信長を裏切ったり、敵対した人物の多くは、領地拡大のためや、幕府に命令されたから、実権の奪い合い、元々の同盟関係の優先、重税への反発など、社会的な背景が原因だと言われることがほとんどだからだ。
でも私は、精神的、感情的な説も、一理あると思う。なぜなら、織田信長は横柄な性格であった可能性が高いからだ。