歴史プラス長篠の戦いウェブサイトの分析レポート
このサイトについて
戦国時代について解説しているwebページ。
このサイトのねらいは、美術品、工芸品専門の通販の集客である。そのために歴史に関心のある人々にアプローチするためのブログを運営されている。
このwebサイトの工夫されていると思う点
最上部には、カテゴリー検索ボタン、アカウントやカートボタンが表示されている。
続いてサイト名「歴史プラス」が表示されている。
その次に、長篠の戦いの絵画画像が大きく表示されている。長篠の戦いの画像の下には、このページで扱う題材についてのあらましが書かれてある。
続いての見出しは武田信玄、そのすぐ下に武田信玄の公像、そして信玄の生い立ちと実績が書かれている。

その次の見出しは織田信長、そのすぐ下には織田信長の肖像画、そして信長の生い立ちと実績について述べられている。
その次の見出しは、豊臣秀吉、徳川家康との関係
。この章では織田信長と2人の関係性について綴られている。
その次の見出しでは武田信玄と織田信長の関係について解説され、続いて長篠の戦いについて書かれ、最後にまとめが述べられている。
この記事の下部には、商品が画像付きで並んでいる。
最下部には通販の規約が表記されている。

このwebサイトのデザインの良い点
このサイトは文章量がかなり多い割に、画像は5枚しか使われていない。しかもその画像は肖像画や絵画であり、文中の説明を補助するためのイラストは使われていない。
CSSなどの装飾も、文中にほとんどない。
webデザインとしては簡素過ぎるが、最低限必要な機能のみを取り入れた、読者が迷わず使えるデザインとなっている。
そもそもこのサイトのターゲット層は歴史好きの人々であり、おそらくそういった人々は書物などの文中の装飾が無いに等しい紙媒体から情報を仕入れることに慣れているはずなので、簡素過ぎるwebサイトでも良いのかもしれない。
このサイトの筆者は、時系列順に解説をすることに重きを置いており、読者に体系的に学ばせることを意識していると思われる。
このサイトを読んで気になった点は、なぜ信玄の子の勝頼に、信長の養女を嫁がせたのか。信長の妾との間の実の娘の中で、嫁候補はいなかったのか?
このサイトを読んで、改めて感じた点は、政略的な婚姻関係があったとしても、後の政治的な利害の衝突があれば、簡単に関係性が壊れるという点だ。これは織田信長が浅井長政に裏切られた時にも通ずる話だと思う。